nearproの日記

特に意味はありません。主に読んだ本をただただ記録します。

若きウェルテルの悩み

若きウェルテルの悩み (岩波文庫)

若きウェルテルの悩み (岩波文庫)

主人公のウェルテルが知人のウィルヘルムに宛てた書簡によって構成される小説。婚約者がいるシャルロッテに恋をしたウェルテルが、恋に悩み、歓喜する様子はまさに「オマおれ」。

婚約者が戻ってきたことによって変わっていくシャルロッテの態度に絶望を感じたウェルテルは、愛のために殺人を犯した知人に衝撃を受け、用をかこつけてシャルロッテから受け取ったピストルによって自ら命を絶つ。

ウィルヘルムよ。あのひとは私と共にある方が、彼と共にあるよりも、かならず幸福だ!

かのナポレオンも愛した不朽の童貞小説。