Card Colors for Trelloが最近うまく動かないので代わりを作った
Trelloのカードの背景をラベルの色にしてくれる素敵なプラグイン、Card Colors for TrelloというChrome拡張が、どうも最近うまく動かなかいことが多くなったので、ラベルの色でTrelloのカードを塗りつぶしてくれる同じような拡張を公開しました。
本家との違いとして、2つ以上のラベルも良い感じで出してくれるようにしています。
Adobe Preview CCが思ったよりも便利である
Fireworksとかまだ使ってるんですか?プププ、という世間の視線が三寒四温を忠実に辿りながら日々暖かくなっていく気候に反比例するかのように冷たく、僕の心を凍らせていき、ようやくPhotoshop使えるようにならなアカンなぁとか思って久しぶりにWEBのデザイン作る為にPhotoshop起動したんですが、せっかくPhotoshop使うんだから便利な機能から調べよう、何が便利になるんですか?Fireworksじゃダメなんですか?というある種の現代病のような行動を起こしました。
そんな事はどうでも良いんですが、Adobe Preview CCがくそ便利です。
ほぼリアルタイムでPC上のフォトショがiOSで表示されて、ほんとうに便利なんです。 いままでPNGとかwebサーバに上げて確認してたのがバカみたいに、初期の試行錯誤サイクルが回る回る。
イケてる点としては、アートボードごとにスワイプで見れたりするので、ウェブだけじゃなくてモバイルアプリとかのUI/UXの開発も捗りそうなところです。
いや、本当にすごい時代になった。
※ただしAndroidでは用意されていない。
iPhoneのSafariのプライベートモードでlocalStorageが動かない
最近、スマホ向けサイトでお気に入りに登録してねとか、初回だけアラート出すような奴、結構流行ってるじゃないですか。
jsでサクッと書く場合、localStorageにタイムスタンプをsetしたり、あるいは見たよ的な値をsetすると思うんです。
そんでアラート消すとかするじゃないですか。
node.addEventListener("click",function(e){ localStorage.setItem('mitayo',1); node.parentNode.removeChild(node); });
それは良いんですが、その後、忘れた頃に他の修正をはじめちゃって、それで、ブラウザキャッシュうざいからプライベートモードでゴリゴリ確認しようとか思い立つんです。
そしたらアラートうざいんですよね。だから、「消そう」と。
そしたら消えないんですよ。
知らない間にバグ増えてるとか焦りますよね。iOSのバージョンアップとかのせいにして必死でデバッグするんです。 でも、プライベートじゃないSafariだと既にアラート消してたりするんで、プライベートモードで開いてアラート出すんです。
でも、消えないんですよ。
一生懸命、イベントタイプとかz-indexとか色々いじるんですけど、消えないんですよ。
PCのChromeのシークレットモードでシミュレーションしたら、消えるんです。おかしい、なんでだよって思うんです。
一時間くらい悶々としていたら、iPhoneのSafariのプライベートモードでlocalStorage触ると例外発生するらしいんですよ。
なので、
node.addEventListener("click",function(e){ node.parentNode.removeChild(node); localStorage.setItem('mitayo',1); });
と順番入れ替えるか、きちんとcatchしてあげると良いのです。
node.addEventListener("click",function(e){ try{ node.parentNode.removeChild(node); } catch(e){} localStorage.setItem('mitayo',1); });
何もない穴に地雷を埋めて、再び掘り返すような人が二度と現れませんように…。
参考
若き日の思い出
- 作者: 武者小路実篤
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1957/09
- メディア: 文庫
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武者小路実篤といえば「友情」という不朽の失恋小説があり、また、「愛と死」という純愛小説の極みがあるのですが、「若き日の思い出」はこの2つに並ぶ実篤の素晴らしき恋愛小説。
武者小路実篤らしい自己がやや肥大化した主人公の野島が、友人宮津の妹、正子と出会い、その愛が成就する過程を描く。野島の思い違いや自意識過剰など感情の揺れ動きはあるものの「友情」や「愛と死」のような悲劇はなく、半ば予定調和的に二人は結ばれる。
まさに平凡な物語ではあるが、老成した実篤の筆はその平凡さの貴さと美しさを見事に書き出している。読んでいてニヤニヤしてしまうほどただただ二人が羨ましく(もはやバカップルと言ってもいい)、また、登場する全ての人が気持ちよい。この辺りは真理先生をはじめとする馬鹿一ものに通じる。読んでいて幸せな気持ちになれる。
恋愛と言うものは一人前になる為に与えられているようなもので、理想の相手を求めると共に、自分を理想の人間にしようという努力が自ずと生まれてくるわけのものです
敗戦後の日本において、このような小説によって武者小路実篤は日本人に再び立ち上がる勇気を与えたんじゃないかと思う。あるいは、すべての童貞に勇気を。